滝乃川1丁目

東京都北区滝野川1丁目

物件までの道のりは狭くて長い通路の先、ドン突きと言う立地で車庫は端から諦めモードでした。

南側に都電を背負うのでこれを陽当たりが良いと捉えるのか、嫌悪施設と考えるのかで物件の価値が変わります。勿論?私はプラス材料と捉えプラン修正に取り組みましたが、まず大前提として階段の位置を北側にするか?南側にするかの選択で悩みました。これはどの工務店にも言える事だが実際に現場を見てからプランを送ってくる事はまず無くて、その土地で如何に最大限のボリュームが入るかで作成します。それを大した校正もしないで工務店さん丸投げにするから他社の建売は隣地と窓がコンニチハしていたりどれも似た様なデザインの外観が多いのです。今回の現場は工務店当初プランは階段を南側に配していました。折角陽当たりの良い南側に?と思われるでしょうがコレにはちゃんと理由があります。狭小住宅は斜線との戦いで3階が斜めに欠けて来ることが多いんですね。それを避けて居室空間を確保する事が望ましく今回も工務店さんはセオリー通りで正解でした。しか〜し!私は逆に~、逆の北側に階段を造りました。その理由は…。陽当たりをある程度確保しつつ、リビングが最大限に映える事を優先しました。そのため3階へ登る階段は斜めになり犠牲にとなりましたが、住んでいればそんなもんは慣れてしまい気にならなくなります。また3階部屋も少しだけ斜めになりますが天井高をギリギリまで上げてカバーしたのでそれほど気にはならないでしょう。そうする事によって限りあるスペースを無駄なく極限まで使い切りました。ちょっとした事ですがそれを何個も何個も積み重ねて行くと、アレ?なんか広く見えていーね、おや?コレは使い勝手が良いぞ、となっていくのです。そこそこお金を掛けて最大限カッコよい機能的な家はこうした試行錯誤を繰り返して造られているのでした。皆様にも是非お住まい頂きたく思います。



日本、東京都北区滝野川1丁目